シラバス情報

授業コード
210091
オムニバス
科目名
グループウェア特論
科目名(英語)
Advanced Topics on Groupware
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2026年度春学期
曜日時限
水曜3限
対象学科
博前_電子
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
選択科目
担当者
勝間田 仁
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
本授業では、CSCW(Computer Supported Cooperative Work)およびグループウェアに関する理論と実例を通して、組織における協調作業やコミュニケーションを支援する情報システムの設計および評価について学習する。授業では、講義、調査、ディスカッションに加え、既存のグループウェアを対象とした設計・検討・発表を行い、ユーザ支援の観点から設計上の課題や支援効果について考察する。
達成目標1
CSCW分野における情報技術の役割と研究的背景について説明できる(25%)。
達成目標2
代表的なグループウェアを対象に、協調作業やコミュニケーションを支援する機能とその特徴を、ユーザ支援の観点から整理・説明できる(25%)。
達成目標3
コラボレーション支援を目的としたグループウェアの設計課題を理解し、支援対象や利用データを踏まえた設計・検討ができる(25%)。
達成目標4
学習活動や組織活動を支援するためのグループウェア設計案について、支援効果や課題を考慮しながら発表・評価できる(25%)。
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
グループウェアとCSCWの基礎
グループウェアの定義と代表的な事例を調査し、特徴を整理しておく(1時間)。
第2回
同期型グループウェア
同期型グループウェアの事例を調査し、対面型・遠隔型会議における利点と課題を整理しておく(1時間)。
第3回
非同期型グループウェア
非同期型グループウェアの事例を調査し、情報共有や意思疎通の観点から特徴を整理しておく(1時間)。
第4回
情報共有基盤と協調作業
クラウドやデータ共有技術について調査し、協調作業支援との関係を整理しておく(1時間)。
第5回
協調学習支援
自身のグループ学習経験を振り返り、学習支援の観点から課題や改善点を整理しておく(1時間)。
第6回
分散ソフトウェア開発と協調作業支援
グループによるソフトウェア開発を想定し、タスク管理や情報共有に関する課題を整理しておく(1時間)。
第7回
情報フィルタリングとユーザ支援
情報フィルタリングとレコメンド手法の違いを調査し、支援対象や利用場面を整理しておく(1時間)。
第8回
インフォーマルコミュニケーションとアウェアネス
アウェアネス機能の事例を調査し、ユーザ行動への影響を整理しておく(1時間)。
第9回
グループウェア設計(1)
学習活動データを活用したユーザ支援ダッシュボードの設計
学習活動や協調作業を支援するダッシュボードの事例を調査し、「誰を」「どのように支援しているか」という観点から特徴を整理しておく。(1時間)。
第10回
グループウェア設計(2)
ユーザ支援ダッシュボードの設計検討
前回作成したユーザ支援ダッシュボードの設計案について、支援効果が期待できる点や問題となり得る点を整理しておく。(1時間)。
第11回
グループウェア設計(3)
ユーザ支援ダッシュボード設計案の発表と評価
これまで検討してきたユーザ支援ダッシュボードの設計案について、支援対象、設計意図、期待される効果を簡潔に説明できるよう準備しておく。(1時間)。
第12回
グループウェアおよびCSCW分野の研究動向調査
グループウェアおよびCSCW分野における最近の研究論文を調査し、研究テーマ、支援対象、用いられている技術の概要を整理しておく。
第13回
研究動向調査結果の報告会
調査した研究論文について、研究目的、支援対象、提案手法の特徴を簡潔に説明できるよう準備しておく。(1時間)。
第14回
総括・ディスカッション
これまでの授業内容および設計課題、研究動向調査を振り返り、グループウェアによるユーザ支援の今後の可能性や課題について考えをまとめておく。(1時間)。


課題等に対するフィードバック
課題に対する講評を授業時間内で行う。
評価方法と基準
評価方法:授業中における課題および発表の評価(100%)
課題1:ユーザ支援ダッシュボードの設計課題(60%)
(設計内容、検討過程、発表を含む)

課題2:グループウェアおよびCSCW分野の研究動向調査・報告(40%)
(論文調査および発表)

課題への取り組み状況および発表内容を総合的に評価する。
課題発表および討論への参加を通して、達成目標を最低限満たしていると認められる場合を C評価(可) の判定基準とする。
テキスト
資料を配布する。
参考図書
垂水浩幸、グループウェアとその応用、協立出版、2000年9月、【ISBN 978-4-320-02785-5】
宗森 純・由井薗 隆也・井上 智雄、アイデア発想法と協同作業支援、協立出版、2014年9月、【ISBN:978-4-320-12343-4】
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本授業は、グループウェアおよびCSCW分野における協調作業支援システムの設計および評価に関する理解を深めることを学習・教育目標とする。ユーザ支援の観点から設計課題を整理・検討するとともに、それらを支える情報通信技術やネットワークサービス、学習活動データの活用についても基礎的な理解を身につけることを目標としている。
履修登録前の準備