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教員名 : 齋藤 早紀子
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授業コード
511324
オムニバス
科目名
成長する学び‐振り返りとポートフォリオ
科目名(英語)
Foster Your Own Proficiency: Reflective Learning and Portfolios
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2026年度春学期
曜日時限
木曜3限
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,基_応用,基_環生,先_ロボ,先_情報,先_データ,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
自由科目
必選の別
自由科目
担当者
齋藤 早紀子、田中 佳子
教室
2-178
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
本授業では、大学生活での学びを通して自分の成長を継続的に振り返り、次の学修につなげる力を身につける。学修ポートフォリオやルーブリック評価を用いて、「何がどのように評価されているのか」を理解し、自分の学びを自分で設計する方法を学ぶ。あわせて、企業における評価制度(OKR(Objectives and Key Results)、MBO(Management by Objectives)、360度評価など)との共通点を理解し、大学での学修経験を将来の学びやキャリア形成へと接続する。
達成目標1
自分の学修や成長を、振り返りを通して具体的に言語化できる【評価基準参照】
達成目標2
学修ポートフォリオを用いて、学びの過程・成果・課題を整理し、次の目標を設定できる【評価基準参照】
達成目標3
ルーブリック評価や企業の評価制度(OKR・MBO・360度評価)の考え方を理解し、評価基準をもとに自分の行動を改善できる【評価基準参照】
達成目標4
振り返りを基に改善したプランを達成できたかできないかを自分で確認できる【評価基準参照】
達成目標5
将来にわたって自分ができる努力は何か自分で考えることができる【評価基準参照】
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
〇
ディベート
グループワーク
〇
プレゼンテーション
〇
実習
インターンシップがある学生はそれを教育リソースとする。
フィールドワーク
就職活動がある学生はそれを活用する。
その他課題解決型学習
今履修している科目群の中での自分の課題を発見する。
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス 成長支援とは何か
評価は「成長のため」にある 本科目の目的と進め方 「評価される学び」から「評価を使う学び」へ 大学評価と企業評価の共通点(概要) 予習(1時間)
シラバスを読み、自分がこれまで受けてきた「評価」の経験を思い出し、メモしておく 復習(1時間) 授業で示された「大学評価と企業評価の共通点」を自分の言葉でまとめる 第2回
成長を支える「振り返り」とは何か
振り返りの意味と役割 結果だけでなく「過程」を見る視点 高校までの振り返りとの違い 予習(1時間)
最近の学修経験(授業、課題、試験など)を1つ選び、そのときの行動と結果を簡単に書き出す 復習(1時間) 予習で選んだ学修経験について、「過程」に着目した振り返りを400字程度で記述する 第3回
自分の学びを言葉にする
学修経験の棚卸し 「できたこと・できなかったこと」の言語化 学年・専門に応じた振り返りの深め方 予習(1時間)
入学以来または今学期の学修経験をリストアップし、「できたこと」「できなかったこと」に分類する 復習(1時間) 授業で学んだ言語化の方法を用いて、自分の学修経験を具体的に説明する文章を作成する 第4回
学修ポートフォリオとは何か
ポートフォリオの考え方と活用目的 成果物・記録・振り返りの関係 企業における実績管理との比較 予習(1時間)
自分がこれまでに作成したレポート、課題、制作物などをリストアップする 復習(1時間) 授業内容を踏まえ、学修ポートフォリオに含めるべき要素を整理し、表にまとめる 第5回
学修ポートフォリオを作ってみる
自分用ポートフォリオの構成設計 学修記録の整理・入力 継続的に更新するための工夫 予習(1時間)
これまでの授業で整理した学修経験や成果物を、ポートフォリオの下書きとして整理する 復習(1時間) 授業で作成したポートフォリオに、不足している情報や成果物を追加・更新する 第6回
評価基準を読む:ルーブリック評価入門
ルーブリック評価の仕組み 「何が」「どのレベルで」評価されているか 主観評価との違い 予習(1時間)
自分が履修している(または履修した)科目のシラバスから、評価基準に関する記述を探して読む 復習(1時間) 授業で示されたルーブリック評価の例を参考に、ある課題の評価基準を自分なりに作成してみる 第7回
ルーブリックで自分を評価する
ルーブリックを用いた自己評価 評価結果の読み取り 改善点の見つけ方 予習(1時間)
前回の授業資料を読み返し、ルーブリック評価の各評価段階の意味を確認する 復習(1時間) 授業で行った自己評価の結果をもとに、自分の強みと改善点を具体的に記述する 第8回
中間振り返り:成長の可視化
これまでの学びの振り返り ポートフォリオを使った成長の整理 今後の課題設定 予習(1時間)
第1回から第7回までの授業内容と自分の学修記録を見直し、変化や成長を感じた点をメモする 復習(1時間) 中間振り返りの結果を踏まえ、後半の授業に向けた具体的な目標を設定し、文章化する 第9回
目標設定の考え方(大学と企業の共通点)
目標設定の重要性 OKR・MBOの基本的な考え方 大学の学修目標への応用 予習(1時間)
OKRまたはMBOについて、インターネットや書籍で基本情報を調べ、要点をまとめる 復習(1時間) 授業で学んだ目標設定の方法を用いて、今学期または来学期の学修目標を設定する 第10回
評価と改善のサイクル
評価 → 振り返り → 改善の流れ 学修計画の立て直し 継続的成長のための視点 予習(1時間)
自分の学修計画(時間割、課題スケジュールなど)を見直し、うまくいっている点・いっていない点を整理する 復習(1時間) 授業で学んだ改善サイクルを用いて、学修計画の改善案を具体的に作成する 第11回
他者からの評価をどう活かすか
他者評価の意義 360度評価の考え方 フィードバックの受け止め方 予習(1時間)
これまで受けた他者からの評価やフィードバック(授業、アルバイト、部活動など)を思い出し、書き出す 復習(1時間) 授業で学んだフィードバックの活かし方を踏まえ、過去のフィードバックを再解釈し、今後の行動に活かす方法を考える 第12回
評価を成長につなげる力
評価結果の解釈の仕方 自己肯定と改善のバランス 評価に振り回されない姿勢 予習(1時間)
自分が評価結果に対してどのように反応する傾向があるか(落ち込む、気にしない、すぐ改善するなど)を振り返る 復習(1時間) 授業内容を踏まえ、評価を前向きに受け止めるための自分なりの方法を文章化する 第13回
自分の成長を説明する
学修ポートフォリオのまとめ 自分の成長ストーリーの整理 大学・社会での活用場面 予習(1時間)
これまで作成してきたポートフォリオを見直し、成長の軌跡が分かるように整理する 復習(1時間) 自分の成長を第三者に説明する文章(800字程度)を作成する 第14回
まとめ:これからの学びと成長
授業全体の振り返り 今後の学修・キャリアへの接続 評価を味方にし続けるために 予習(1時間)
第1回から第13回までの授業資料と自分の記録を読み返し、最も印象に残った学びを3つ選ぶ 復習(1時間) 授業全体を通して学んだことを総括し、今後の学修やキャリア形成にどう活かすかを具体的に計画する 課題等に対するフィードバック
学生からの提出物やディスカッションやプレゼンテーションに対して、必要に応じて授業全体の中でフィードバックを行う。
評価方法と基準
本科目で学んだ評価方法を基に上記達成目標にオリジナルの観点を加える。その上で、各達成目標の配分も学生自身で定める。
本科目で学んだ評価の方法の形式を使って、評価表を作成する。評価には必ずその評価のエビデンスを示すこと。 その上で、担当教員と共有して評価を決める。 相談は随時可能 nithelp@nit.ac.jp 大学アカウント @stu.nit.ac のメールで連絡できます。 プライベートアカウントからの場合には、自分の大学アカウントもTo(またはCc)に入れてください。 (学外からの、なりすまし予防) テキスト
各自自分が成長したいと思って持っているアプリや書物などを持参すること
参考図書
本学で1年次から配布されている「成長支援ハンドブック」も持参して活用することができる
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本授業のねらいは、学年や専門分野を問わず、学生一人ひとりが評価を受け身で受け取るのではなく、評価を成長のために活用できるようになることである。大学で用いられるルーブリック評価やポートフォリオは、企業における目標管理や人材評価の考え方と共通する部分が多いことを理解する。授業では、大学の評価と企業の評価のつながりを理解しながら、自分の成長を継続的に振り返り、改善する力を養う。
履修登録前の準備
高校での(高校までの)何らかの評価を示されたものを持参すること(できる人だけでいい)
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