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教員名 : 伊藤 大輔
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授業コード
521153
オムニバス
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科目名
環境設備演習
科目名(英語)
Practical Environmental Equipment
配当学年
3年
単位数
2単位
年度学期
2026年度秋学期
曜日時限
金曜3限、金曜4限
対象学科
建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択必修科目
担当者
伊藤 大輔、樋口 佳樹、吉野 一、深和 佑太
教室
1-301、1-302、1-303
実務家教員担当授業
担当教員の吉野⼀は建築設備や省エネ⼿法に関する実務経験がある。その経験を活かし、建物の環境評価や建築設備に関しての実例を授業で扱っている。担当教員の樋口佳樹は、環境共生住宅の設計に関する実務経験がある。その経験を活かし、パッシブデザインや排水の再利用などに関して、実践的なテーマや実例を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
本講義では、前半に建築物における主要設備である空調設備と給排⽔衛⽣設備、照明設備を対象に、建築計画・設計に影響を及ぼす設備容量の決定等に関する専⾨的な内容と環境シミュレーション技術を活用した設備設計手法を学ぶ。後半では空気・水・光・熱に関する最新の建物の事例やその設計手法などについて学ぶ。
達成目標1
空気調和設備と給排⽔衛⽣設備、照明設備の設計・計画における基礎事項に関して理解できる。【25%】
達成目標2
建物⽤途や負荷に応じて、適切な各種設備⽅式の選定ができる。【25%】
達成目標3
設備機器容量を算定するための計算⽅法を修得し実践できる。【25%】
達成目標4
環境シミュレーションを活用した設備設計手法に関して理解し、実践できる【25%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
建築設備概要【吉野・伊藤・深和・樋口】
建築設備の定義、建築計画と設備計画の関わり、地球環境と建築設備 予習:身近な建物における建築設備の調査と分類(1時間)
復習:建築計画と設備計画との関連の重要性について理解すること(1 時間) 第2回
空気調和設備(1) 【吉野】
空調熱負荷の概要、冷・暖房負荷の計算法 予習:空調熱負荷の概要ついて調べておくこと(1時間)
復習:冷・暖房負荷の計算法について確認すること(1時間) 第3回
空気調和設備(2) 【吉野】
空気線図、空気調和機での混合、空調風量と機器容量の計算法 予習:冷房時・暖房時における空気線図上での動き方を調べておくこと(1時間)
復習:空調風量と機器容量の計算法に関して確認すること(1時間) 第4回
給排水衛生設備(1) 【樋口】
水に関する基礎知識,給水方式,給水量,給水管の設計 予習:水の特徴について調べておく(1時間)
復習:給水方式ごとの特徴をまとめる(1時間) 第5回
給排水衛生設備(2) 【樋口】
排水トラップの役割,排水管の設計,排水浄化設備,衛生器具設備 予習:トラップの役割を調べておく、浄化槽の種類について調べておく(1時間)
復習:配管の管径を求める演習課題に取り組む。OD除去率の算出について復習する(1時間) 第6回
照明設備(1) 【伊藤】
測光量、照明計画の概要、人工照明の設計 予習:照明の役割と照明手法について調べておく(1時間)
復習:照明計算について確認する(1時間) 第7回
照明設備(2) 【伊藤】
窓の役割、昼光利用計画 予習:採光手法について調べておく(1時間)
復習:昼光計算について確認する(1時間) 第8回
環境シミュレーションと建築・設備設計(1) 【深和】
気候分析、外皮性能、熱負荷シミュレーション 予習:環境シミュレーションの概要について調べておくこと(1時間)
復習:環境シミュレーション手法について確認すること(1時間) 第9回
環境シミュレーションと建築・設備設計(2) 【深和】
省エネルギー化、日射遮蔽手法、自然換気、CO2排出量 予習:庇やルーバーなどの日射遮蔽手法について調べておくこと(1時間)
復習:日射遮蔽手法の効果とその検証方法に関して確認すること(1時間) 第10回
建物事例 (1) 【吉野】
空気環境を中心とした建物事例とその設計手法 予習:自然換気が導入された建築物について調査する(1時間)
復習:自然換気をする際のポイントを整理すること(1時間) 第11回
建物事例 (2) 【樋口】
水環境を中心とした建物事例とその設計手法 予習:水(雨水や排水等)を循環させて暮らしに活用している建築物について調査する(1時間)
復習:再利用水を活用する際のポイントを整理すること(1時間) 第12回
建物事例 (3) 【伊藤】
光環境を中心とした建物事例とその設計手法 予習:昼光を積極的に活用している建築物について調査する(1時間)
復習:昼光を活用する際のポイントを整理すること(1時間) 第13回
建物事例 (4) 【深和】
熱環境を中心とした建物事例とその設計手法 予習:熱環境シミュレーションを用いて設計が行われた建築物について調査する
復習:熱環境シミュレーションを行う際のポイントを整理すること 第14回
総合演習 【吉野・伊藤・深和・樋口】
これまでの学習内容の確認 予習:これまでの学習内容(1時間)
復習:配布プリント(1時間 課題等に対するフィードバック
各回の授業では前半は基本的な考え⽅を講義形式で学ばせ、その後、授業内容に沿った演習課題をさせてフィードバックをしている。また、演習課題時では学⽣の不明があることを想定し、質問時間を充分に設けて脱落しないよう対応している。
評価方法と基準
授業内で実施する演習【30%】+ 毎回課すレポート【70%】
演習とレポートの平均点が60点以上(100点満点)を合格とする テキスト
⼤塚雅之 初学者の建築講座『建築設備(第⼆版)』 市ヶ⾕出版社 2011年 【ISBN-13: 978-4870710177】
参考図書
飯野秋成 『図とキーワードで学ぶ建築設備』 学芸出版社 2013年 【ISBN-13: 978-4761524982】
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
1年次の「環境計画」で学んだ建物や都市における環境配慮⼿法の基本、ならびに2年次の「環境⼯学Ⅰ・Ⅱ」で学んだ、熱・光・空気環境等の建築環境⼯学の原論・公式を実際の建物・都市の計画・設計における適⽤⼿法等、実践するための知 識・スキルを修得する。建物の主要設備である空調と給排⽔衛⽣設備の設備容量決定法等に関して学び、基礎的な計算⽅法を修得する。
履修登録前の準備
「環境⼯学Ⅰ・Ⅱ」で学んだ熱・空気・光環境等の建築環境⼯学の原論・公式や「建築設備」で学んだ空調設備や給排水衛生設備の役割などについて整理しておくこと。
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