シラバス情報

授業コード
521164
オムニバス
科目名
環境・物質化学実験Ⅱ
科目名(英語)
Environmental and Material Chemistry Laboratory II
配当学年
2年
単位数
2単位
年度学期
2026年度秋学期
曜日時限
金曜3限、金曜4限
対象学科
基_応用
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
内田 祐一、新倉 謙一、白木 將、小池 隆司
教室
実務家教員担当授業
担当教員の内田は、企業の研究所においてX線を利用した構造解析の実務経験がある。その経験を活かし、卒業研究や社会人として応用できる実験機器の使用実例を扱う。
授業の目的と進め方
「基礎化学実験I、II」で学んだ化学実験の基礎知識と技術、ならびに「環境・物質化学実験I」で学んだ高度な知識と技術を駆使して、さらに発展的な知識と実験技術を修得できるようになる。
講義で課した課題については、講義時間内もしくはレポート返却時に解説する。
達成目標1
可視光およびX線を用いた回折現象を理解し、それに基づく分析原理やデータの解析方法を修得できるようになる。【内田】【25%】
達成目標2
二分子膜をもつベシクル作製を通じて、脂質分子の特性を説明できるようになる。【新倉】【25%】
達成目標3
ダニエル電池の原理を理解し、電池の起電力測定を行えるようになる。【白木】【25%】
達成目標4
高分子化合物の合成(重縮合、懸濁重合)を通じて、高分子化合物の特性を理解する。【小池】【25%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス;実験履修および安全上の諸注意【内田、新倉、白木、小池】
【予習】基礎化学実験Ⅰ・Ⅱテキスト冒頭の「履修上の注意事項」「実験にあたって」を参照しておくこと。(1時間)
【復習】ガイダンスで示された実験履修および安全上の諸注意を再読すること。(1時間)
第2回
光回折とX線回折Ⅰ:幾何学模様試料の光回折【内田】
【予習】テキストの光の回折に関する部分を熟読し、設問について予習をしておくこと。(1時間)
【復習】実験時に行った解析を、別データについて行うこと。(1時間)
第3回
光回折とX線回折Ⅱ:粒子集合体試料の光回折【内田】
【予習】光の干渉と規則構造について予習しておくこと。(1時間)
【復習】環状回折パターンの成り立ちについて復習しておくこと。(1時間)
第4回
光回折とX線回折Ⅲ:X線回折法【内田】
【予習】X線回折現象の原理と、そこから得られる情報について予習しておくこと。(1時間)
【復習】X線回折装置の機構を復習すること。(1時間)
第5回
コロイド化学:金ナノ粒子合成【新倉】
【予習】コロイドについて予習しておくこと。(1時間)
【復習】酸化還元反応について復習しておくこと。(1時間)
第6回
コロイド化学:金ナノ粒子の凝集実験 【新倉】
【予習】指示した物質の化学構造式をまとめること(1時間)
【復習】コロイドが凝集する条件についてまとめること(1時間)
第7回
コロイド化学:蛍光分子内包ベシクルの作製 【新倉】
【予習】生体膜について予習しておくこと。(1時間)
【復習】蛍光について復習し、レポートを期限までに提出すること(1時間)
第8回
電気化学1:ダニエル電池の作製【白木】
【予習】ダニエル電池について予習しておくこと。(1時間)
【復習】ダニエル電池について復習しておくこと。(1時間)
第9回
電気化学2:起電力の水溶液濃度依存性【白木】
【予習】ネルンストの式について予習しておくこと。(1時間)
【復習】ネルンストの式について復習しておくこと。(1時間)
第10回
電気化学3:起電力の温度依存性【白木】
【予習】エンタルピー変化、エントロピー変化について予習しておくこと。(1時間)
【復習】講義後はレポートを作成し提出すること。(1時間)
第11回
高分子化合物の合成Ⅰ:ナイロン6,6の合成【小池】
【予習】事前準備として、身の周りの高分子化合物、例えばナイロンの種類について調べると共に、界面重縮合につ いて調べておくこと。(1時間)
【復習】課題として、ヘキサメチレンジアミン、アジピン酸クロリドの分子式、及 びナイロン6,6の分子式を書けるようにすること。(1 時間)
第12回
高分子化合物の合成Ⅱ:吸水ポリマーの合成【小池】
【予習】事前準備として、吸水ポリマーの種類やその分子構造、及び逆相混濁重合について調べておくこと。(1時間)
【復習】課題として、分子の構造とその機能について確 認し、また合成反応における収率の計算法について復 習すること。(1時間)
第13回
高分子化合物の合成Ⅲ:背景の説明とレポート作成【小池】
【予習】事前準備として、過去2回に行った実験データを整理する。(1時間)
【復習】講義後はレポートを作成し提出すること。(1時間)
第14回
総合的レポート指導 【内田、新倉、白木、小池】
【予習】テキストを再度,読み直すとともに,測定したデータを整理しておくこと。(1時間)
【復習】データの整理の仕方や表現の仕方について復習すること。(1時間)


課題等に対するフィードバック
提出されたレポートを確認し、理解不足の部分について指導し、再提出してもらうことで各テーマに対する十分な理解を図る。
評価方法と基準
平常点、及び各テーマで課される課題レポートにより総合的に評価する。4つのテーマをそれぞれ100点満点で採点し、その平均点が60〜69点を「C評価」とする。ただし全てのテーマにおいて60点以上が必要である。毎週出席することは当然であり、さらに、授業中に指示されたようにレポートをまとめ、期限までに提出しなければならない。
テキスト
当学科発行の実験テキスト
参考図書
各実験の態様に応じ、専門性の高いテキスト、書籍、研究論文等を適宜紹介する。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
基礎化学実験Ⅰ、Ⅱおよび環境・物質化学実験Ⅰなど、これまでに学んだ専門科目の知識を元に、実践で使うことのできる環境・物質化学の実験技術をさらにスキルアップして身に付けることができる。
履修登録前の準備
基礎化学実験Ⅰ、Ⅱおよび環境・物質化学実験Ⅰの内容を良く復習しておくこと。